婚活パーティーやお見合い、街コンなどで片方は「めちゃくちゃ楽しかった!」「話が合った」と感じているのに、もう片方が「つまらなかった」「疲れた…」と感じる場合があります。
片方は会話を楽しめたのに、片方が疲れてしまう…この感じ方の差は、どうして出るのでしょう。
「話してくれない」
A子さんはお見合いで出会った男性と一時間ほどお茶をしましたが、男性はニコニコしているだけでまったく話を振ってくれません。沈黙が気まずいので、気を使ってA子さんはさまざまな質問をするのですが、男性からはなんの質問もありません。「私に興味ないんだな」と、途中からはすっかり苦痛を感じていました。
「まるで接待してあげてるみたいで、とてもつまらなかった」「質問を考えるのにヘトヘトに疲れてしまった…」そう思って帰宅すると、仲人さんから連絡が。
「とっても楽しくて話が弾んだ。気が合うと感じたので、話を前向きに進めてほしい」とのこと。
A子さんは唖然としてしまいました。
「話を聞いてくれない」
B夫さんは婚活パーティーで明るい女性とカップルに。短い時間では楽しかったのですが、その後のデートでは、女性が一方的にいろんな話をしてくることに苦痛を覚えるようになりました。
仕事の愚痴に自慢話、何気ない雑談、知らない人のうわさ話…
彼女は一人でずっとおしゃべりを続け「あなたと話していると楽しい!」と喜んでいます。しかし向こうからの質問はほとんどありません。
あいづちが適当になると不機嫌になってしまうので、ずっと笑顔で聞き続けなければなりません。とても魅力的な女性だったにも関わらず、B夫さんはだんだん連絡を取るのがおっくうになってしまいました。
会話はキャッチボール!
「会話はお互いのキャッチボール」とよく言われるように、自分だけ楽しくなっても仕方ありません。相手の様子を見て、気遣い、「自分と会話していて楽しいだろうか?」と考えなければなりません。だいたい相手の話が6、自分の話が4になるようにして、会話の主導権は向こうに、ときどき自分の話を混ぜるのがちょうどよいと言われています。
頑張ってネタを仕込んで面白い話をしなくても、「私に興味を持ってくれてるんだな」と感じてもらえるかどうかが、楽しい会話になるかの分かれ目となります。
あいづちをしっかり打ち、笑い、「なるほど」「そうなんですね!」とリアクションを取ることが大切です。
まとめ
婚活で「片方だけがうまくいった・楽しかったと感想を言い、片方は疲れてしまった」という話はよくあります。失敗が続く場合、自分がうまくコミュニケーションをとれているか、今一度トークについて考え直してみる必要があるかもしれませんね。